小佐古 基史(こさこ もとし)
愛媛県松山市出身、カリフォルニア州サクラメント在住。1971年に生まれ、高校まではロックバンドでエレキギターを演奏し、東京大学医学部に入学してからはジャズギタリストとして活躍。スイングジャーナル誌では「最も注目すべき若手ジャズギタリスト」として紹介される。卒業後、同大学付属病院精神神経科に1年間勤務したが満足感が得られず、人生をやり直そうと1997年に渡米。
渡米後にジャズ・ギタリストとしての限界を感じてクラシックギターに専念しているときにハープに出会う。構造や音色が自分の音楽性に合っていることに気づき、ハープにはまってほとんど独学で演奏技術を習得し、2005年よりストックトン交響楽団のハーピストに就任する。ソロCD「Celestial Harp Ⅰ&Ⅱ」をリリース。

またジャズ・ギタリストの経験をもとに独自のアプローチでジャズハープの演奏をはじめ、2007年3月にソルトレークシティーで行われた Lyon-Healy Jazz & Pop Harp Competition において日本人としては初めてペダルハープ部門で二位に入賞する。アドリブの技術が高く評価され、アメリカのハープ専門誌「ハープコラム」では「ジャズピアニストのキース・ジャレットを思わせる内省的なアドリブで特筆に価する。」との評価を受ける。
2008年にベース、ドラムスを加えたハープトリオで、全曲オリジナルのジャズCD "Naked Wonder" をリリース。また主席ハーピストを勤めるストックトン交響楽団とジャズハープのコラボレーションも実現し、全米で精力的に活動している。

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